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【ニュースリリース】AGCと共同で実用化に取り組んだ新型車両用表示器、 京阪電鉄3000系プレミアムカーに採用

交通電業社(株式会社交通電業社、本社:大阪、社長:相薗岳生)とAGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、京阪電気鉄道株式会社の車両用表示器開発に関して共同で取り組み、2021年1月(予定)より運行を開始する京阪電鉄の3000系プレミアムカー*1に採用されました。この車両用表示器には、AGCのガラスサイネージ®「infoverre® Windowシリーズ Bar タイプ」が採用されており、車両用側窓と一体化した車外向け行先表示器としては世界で初めて*2の実車両採用となります。

3000系プレミアムカー 行先表示器

今回採用が決定した新型車両用表示器は、交通電業社が保有する液晶ディスプレイの制御技術とAGCが保有する複層ガラス製造技術を組み合わせることにより、実用化されました。製品の主な特徴は以下の通りです。
・独自の長距離画像伝送技術を用いて制御機能の一部を分離、外部に配置することで、制御基板を小型化
・総厚26mmの複層ガラス内のわずか16mmの空間に小型化した制御基板と行先表示器を内包し、省スペースと優れたデザイン性を実現
・液晶ディスプレイと複層ガラスの一体化により、屋外に向けたクリアな視認性と十分な耐久性を兼備
・密閉性の高い特殊な伝送ケーブルの採用により、複層ガラスの省エネ・結露防止性能を確保

今後も交通電業社とAGCは、乗客の皆様が安全・安心・快適に過ごせる未来の鉄道車両実現に貢献してまいります。

<ご参考>
AGCの「infoverre® Windowシリーズ Bar タイプ」の構造を示します。

<注釈>

*1:京阪電鉄の座席指定特別車両。3000系×6編成では6両を新造して6号車に組み入れてサービスを開始する予定
*2:2020年4月30日現在、AGC調べ

本件に関するお問い合わせ先

■ 株式会社交通電業社 営業部
(担当:竹澤 TEL: 06-6703-2331 E-mail: info@parasign.co.jp)
■ AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
(担当:北野 TEL: 03-3218-5603 E-mail: @info-pr@agc.com)
*個人情報は当社プライバシーポリシーに従ってお取扱いをさせていただきます。

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